気軽に付き合えた「忘れられない友達」…卒業式で悠仁さまが述べられた言葉の切なさと、筑波大で待つ「庶民目線」のキャンパスライフ

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3月18日に筑波大学附属高校を卒業された秋篠宮家・長男の悠仁さま。卒業式される悠仁さまにお祝いの言葉をかけようと学校近くには多くの人が集まった。そのたくましく成長されつつもかわいらしさが残る目を細めた人も少なくない。
そんな悠仁さまはどのような大学生活を送られるのだろうか。前編記事『高校を卒業された「悠仁さま」にささやかれる「塩顔イケメン」との声…!顔が小さく高身長、抜群のスタイルは「秋篠宮さま似」』に続き、長年秋篠宮家を取材してきた皇室ジャーナリストが解説する。
「悠仁さまはこれまで“守られてきた”という印象がありました。確かに、小学校時代は事故に遭われたり、刃物事件に見舞われるなど、さまざまなトラブルもありました。皇位継承権を持つ男性皇族ということもあり、周辺の警備は非常に厳しかった。
それだけではありません。秋篠宮家の定例会見では悠仁さまのプライベートに関する話題はほとんど語られず、幼いころから“トップシークレット”のような存在でした。しかし、中学、高校と進学されるにつれ、部活動や学校行事の様子が少しずつ報じられるようになってきました」
そう話すのは長年、秋篠宮家を取材してきた皇室ジャーナリストだ。
少しずつ公の場での姿が伝えられてくるようになってきた悠仁さま。そのお人柄についても新たな一面が見えてきた。
前出の皇室ジャーナリストは“意外な一面”も明かす。
「おとなしそうに見えますが、実は社交的な一面もお持ちのようです。以前、高校の文化祭で学内を回っていた悠仁さまに、同級生とみられる女子生徒が気軽に話しかける場面がありました。その際、悠仁さまはまるで“おいっす”といった軽いノリで挨拶をされていたんです。
ご友人とは気さくに接しておられる印象です。女子生徒との距離感についても、お姉さまの小室眞子さん、佳子さま、さらにいとこの愛子さまといった女性皇族が身近にいらっしゃる影響か、自然なバランス感覚をもっておられるようです」
友達と気さくに接するだけではなく、学校生活の中では周囲を引っ張る存在になることもあったという。
「特に印象的だったのが、学校行事の宿泊合宿で、登山をされたときのことです。
悠仁さまはご両親に連れられて、小学校のころから岩登りのような場所や勾配が急な山など、比較的ハードな登山をご経験されていました。山に慣れておられることから、ご友人を助けられる場面もあったようです。
ただ、悠仁さまはごく一般的な高校生と変わらない感覚で学校生活を過ごされていたと思いますよ。とくに自分が皇族であることを意識されつつも“和を乱さずにコミュニケーションをとる”ことを大切にされていたように感じます」(前出・皇室ジャーナリスト、以下「」も)
ただ、この皇室ジャーナリストは卒業式に悠仁さまが報道陣に伝えた「忘れられない友達」についての発言に違和感を覚えた、という。
「『生涯の友達はできましたか』と尋ねられると『はい』と答え、『忘れられない友達ができました』と続けられていました。卒業後も引き続き会うのであれば『生涯の友達ができました』だけでいいと思います。しかし、悠仁さまの中で卒業後はご友人たちと会えなくなる、という懸念があったのではないでしょうか」
それはこの4月から進学する予定の筑波大学とも関係している。
「筑波大に進学される同級生はほとんどいません。悠仁さまのご友人の多くは都内の大学に進学されることでしょう。
都内の大学と筑波大とでは物理的な距離があります。
それに新しい環境で新しい交友関係もできれば、高校時代の友人と会う機会は徐々に減っていくもの。悠仁さまの場合、成年皇族としてのご公務や皇室行事にご参加される機会が増えれば、非常に忙しくなられるはずです。そうした未来も踏まえて、あのお言葉を述べられたのではないでしょうか。
高校生活は一つの区切りに、思い出を胸に、孤独のなかで新しい道を進み始める。その決意が込められていたように思います」
悠仁さまも18歳の青年。いささか、寂しさも感じさせるが、別れは新たな出会いへの第一歩でもある。
「生命環境学群の生物学類は一学年約80人ほどです。同級生との結びつきは強いものとなるでしょう。サークルなどに所属されれば交友関係もさらに広がるでしょうし、大学でも『生涯のご友人』に出会えるはずです。
筑波大学は、私立の学習院大学や眞子さん、佳子さまがご卒業された国際基督教大学(ICU)に比べても一般的な家庭出身の学生が多い。前出の皇室ジャーナリストは「大学生活は国民の価値観や暮らしを知るいい機会になるはず」と強調する。
「地方から進学してきた学生や海外からの留学生など、さまざまな人たちと交流し、見分を広げてもらいたいです。現在、当面は都内から車でご通学されるものとみられています。しかし、一部メディアは帰宅が遅くなった日に宿泊するため、つくば市内に新たな住居を設ける調整が進んでいることを報じていました。
私はだいぶ早い段階で、この家に住まれるのではないか、とみています」
筑波大生は、寮や大学周辺にアパートを借りて一人暮らしする学生が非常に多いことでも知られている。研究やサークル活動などで帰宅が遅くなることはもちろんだが、通学では友人らとの絆が作りにくい。
「仲のいいご友人ができ、『飲み会だ』なんてことになれば帰りたくなくなることもあるでしょう。当然、勉学は大切ですが、大学時代は“遊ぶ”ことも学生生活においてはとても重要なことだと思うんです」
そうなれば大学を含むつくば界隈で過ごす時間は圧倒的に増えていくだろう。
高校時代も車で送り迎えされていたが、ときおり友人らと寄り道をしてから帰宅することもあったという。ただ、大学に入学すれば、もう少し自由な時間を持ちたいと願うはずだ。
眞子さんや佳子さまもかつてはそうだった。
「眞子さんは大学に入学されるまでファーストフード店に行ったことがなかった、というのは有名な話です。ご友人に『おいしいの?』と尋ねられたこともあったそうです。同級生らと大学近くの居酒屋に行ったこともありました。
佳子さまが友達と商業施設でジェラートを召し上がりになったのも大学に入学されてから。悠仁さまもつくばで一般の大学生と変わらない時間を過ごされると思います」
きっと悠仁さまもご友人らとアミューズメント施設で遊んだり、居酒屋、ラーメン屋などで飲食されることもあるだろう。国民と同じ目線で生活することは、いずれ皇族として忙しい日々を送ることになる悠仁さまにとって貴重な時間となるはずだ。
「眞子さんは大学にご入学されてから、のびのびと過ごされるようになりました。悠仁さまもお姉さまたちのようにキャンパスライフを自由に楽しんでもらいたいです。そのためには大学の近くで住み続けることに越したことはないと思うんです」
前出の皇室ジャーナリストは「授業にも慣れた頃に車通学は終了するのではないか」と推測している。
悠仁さまの筑波大でのキャンパスライフが、さまざまな学びを得る機会になることを国民は願っている。
【つづきを読む】悠仁さま「筑波大合格」で歓迎ムード盛り上がる中…学生やOBたちが明かした「本音」
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