弁当食べた40代男性が死亡、ノロウイルス検出…同じ会社の弁当で320人食中毒

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岐阜県は7日、同県岐南町の仕出し弁当会社「バイパス給食センター」の弁当を食べた40歳代男性が死亡したと発表した。
男性の便からはノロウイルスが検出されたが、死亡との因果関係は不明という。県や県警は、食品衛生法違反や業務上過失致死にあたる可能性もあるとみて、慎重に調べている。
県によると、男性は先月25~27日、岐阜保健所管内にある勤務先で同社の弁当を注文した。今月1日に亡くなったとみられ、同日に勤務先と県警から保健所に連絡があった。
勤務先によると、男性を含む複数の職員も同社の弁当を食べた後、下痢や嘔吐(おうと)など食中毒の症状を訴えた。ほかの職員はいずれも快方に向かっているという。
同社は先月24~28日の間に計1万5742食の弁当を提供した。県は6日午後3時までに1309人を調査し、うち320人が食中毒を発症している。

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