「小室さん夫妻の帰国は難しくなるかも……」聞こえてきた佳代さんと秋篠宮家との深い確執

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2月6日、秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚した小室圭さんの母・佳代さんは自伝エッセイである『ブランニューデイ あたらしい日』(内外出版社)を出版した。宮内庁内からかなり厳しい評価が下っていることはこれまで報じてきたが、ここに来て「小室さん夫妻の帰国」との関係について言及する声も聞こえてきた。
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同書では、ドイツ家庭料理店での修行を通じて学んだことを活かして行ってきた食育や圭さんら家族との関わり方、そして圭さんと眞子さんとの婚約やその後の苦悩などがつづられている。暴露本的な要素は一切なく、還暦間近の料理好きな女性による半生記とエッセイとレシピを合わせたような一冊。佳代さんの夫(圭さんの父)の葬儀には故人が大好きだったサザンオールスターズの「ミス・ブランニュー・デイ」を流したこと、圭さんが中学生の頃から、母親のことを「あなた」と呼び、未亡人である佳代さんに「あなたは結婚したほうがいいよ」と言っていたこと、大学生時代の圭さんは馴染みのバーで時折、「ミスティ」や「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」などのスタンダードをピアノで弾いていたこと……小室家に興味のある方には発見が多い内容なのは間違いない。
その一方で、皇室に関するような記述は皆無に等しい。
「眞子さんに関しては“配偶者”との表記で秋篠宮さまの名前を出さずに一連の騒動を振り返っていたところにある種の配慮を感じました。が、そういった姿勢は秋篠宮家側には通じることなく、逆に秋篠宮家としては出版自体に頭を悩ませるところもあったとされています」
と、担当記者。
「同書では元婚約者との金銭トラブルへの言及もなかった点も残念でした。もちろん本に何を書くか、書かないかは著者の自由ではありますが、国民の一大関心事となっていた金銭トラブルに一切触れないのは“都合よくスルーしている”との見方が宮内庁内からありましたね」(同)
秋篠宮家の立場は一貫している。佳代さんと元婚約者とのトラブルはそもそも小室家の問題であり、それは小室家が解決すべきであり、その解決がなされないまま時が過ぎた結果、小室さん夫妻の結婚に国民の理解を得られないとの判断のもと、結婚に関する一連の儀式を行わないことになった……ということだ。
「今回の出版を受けて、秋篠宮さまはかなり心を痛められていると聞きました。結婚前後には眞子さんとの確執が報じられました。しかし一方でかねて知り合いの外務省キャリア官僚に小室さん夫妻のケアを丁寧に依頼しているほどですから、眞子さんへの愛は変わらないものでした」(同)
佳代さん自身は同書で否定していますが、一時、佳代さんがニューヨークを訪れ、夫妻と同居するのではないかと憶測を呼んだことがあった。
「真偽のほどはわかりませんが、宮内庁や秋篠宮さまもこの件については気にしていたとされています。“あまり良くない事態だ”との認識のもとに、ですね」(同)
今回の出版を受け、秋篠宮家のスタンスはどう変わるのか。
「眞子さんと佳代さんとの“距離”がどうしても気になるということはあるようです。これまで言われているように、悠仁さまの成年式などのタイミングで小室さん夫妻が帰国することになれば佳代さんと接触する可能性が当然あるわけです。が、その”距離感“について宮内庁側が警戒し始めているとの声も聞こえてきています」(同)
結果として、小室さん夫妻の帰国が計画されていたとしても、出版はそれを困難にする方に働いている可能性があるということのようだ。佳代さんの座右の銘「明日は明日の風が吹く」を反映して、前向きなメッセージや明るいタッチの文章が目立つ『ブランニューデイ』なのだが、本は読む人によって読み方が異なるという典型であろうか。
デイリー新潮編集部

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