群馬県警は沼田警察署の男性署長が「お前は馬鹿だ。暗いんだよ」などと特定の職員にパワハラ発言をしていたとして、懲戒処分にしたと発表しました。
【映像】警察署長によるパワハラ発言
群馬県警によりますと、沼田署の男性署長は去年11月から今年1月までの間、「お前は馬鹿だ。お前は最低だ。全部お前のせい。お前は反省しろ」などと特定の職員に対し、発言していました。また、予算措置が必要な業務に対し、「乞食じゃねえんだからたかるな」とも発言していたということです。
これを受け、群馬県警は男性署長を減給100分の10、1カ月の減給処分とし、刑事部に異動させました。職員は健康面に支障をきたしているということです。
男性署長は県警の聞き取りに対し、「指導のつもりだった。大変申し訳ないことをした」と話しています。
群馬県警は「県民の皆様の警察に対する期待と信頼を裏切ってしまったことは、誠に遺憾であり、県民の皆様に深くお詫び申し上げます」などとコメントしています。(ANNニュース)