成田空港で覚醒剤およそ190キロ、末端価格で125億4000万円相当が押収されました。航空貨物での違法薬物の押収量としては過去最多だということです。
東京税関成田税関支署や警察などによりますと、去年7月、成田空港でグアテマラから発送された航空貨物の中で、お湯をためる筒状のタンクに覚醒剤およそ190キロ、末端価格で125億4000万円相当が隠されているのが見つかったということです。
この事件で、去年8月に入国したグアテマラ国籍のアンヘル・エドゥアルド・ビジィングスレア・ゴンサレス被告(31)が覚醒剤取締法違反の罪などで起訴されていますが、容疑を否認しています。
覚醒剤190キロの押収は、日本の航空貨物で摘発された違法薬物の押収量としては過去最多です。