“道路陥没”車がはまる瞬間「もともと穴が開いていて…」道路で水道管の取り替え工事 なぜ陥没?名古屋・緑区

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名古屋市緑区で道路が陥没し、乗用車がはまる事故がありました。
【画像を見る】穴は縦1m 横2m 深さ1m余り… 陥没した道路にはまった車
警察によりますと、事故があったのは緑区桃山4丁目の片側二車線の市道で、6日午前7時50分ごろ、乗用車を運転していた男性から「道路が陥没して車がはまった」と警察に通報がありました。
道路には縦1メートル、横2メートル、深さ1メートル余りの穴が開いていて、乗用車の前輪がはまりましたが、運転手の男性にケガはないということです。
こちらは陥没した乗用車のドライブレコーダーの映像。すでに開いていた穴の上を前の車に続いてスピードを落としてゆっくりと進もうとしますが…バックしてもう一度進んだところ、完全に穴に前輪が落ちてしまいました。
(運転していた男性)「(もともと)50センチくらいの穴が開いていたんですが、自分が載ったタイミングで広がったのかなと。穴に落ちて結構衝撃があったのともっともっと広がってしまうんじゃないかという心配はありました」
この道路では、名古屋市が古くなった水道管を取り替える工事を行っていました。取り替え工事には「立坑」と呼ばれる深さ10メートルの穴を掘る必要があり、穴を掘った際周りの土砂が崩れ陥没が起きないよう境目に「土留(どど)め板」を建てつけます。しかし今回は、この土留め板のすぐ横の土砂が崩れ陥没が起きたということです。
名古屋市は原因について陥没した場所付近にあった空洞によって起きたと説明していますが、建て付けに不具合があったのか、水道管に破損があったのか、様々な可能性を視野に今後調査していくということです。

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