林官房長官は6日午前の記者会見で、石破首相が使用している専用の公用車が、東京都内のホテル敷地内で、警護用の車に接触する事故を起こしたことを明らかにした。石破首相は乗車しておらず、けが人も出ていないという。
林長官は「本日午前7時50分ごろ、都内のホテル敷地内において、石破総理が車を降りた後、総理が乗っていた車両が駐車のためバックしていた際に、後方に停車中の警護車に接触する事故が発生した。この事故において、石破総理はそもそも乗車しておらず、乗車していた人にもけがはなく、双方の車両の損傷も軽微であり、総理日程への影響はなかったと承知している」と説明した。
その上で「事故の原因については警視庁において確認中だが、今後、関係者においてこのような事故が発生しないように努めていくものと承知している」と述べた。
石破首相は6日朝、首相公邸から都内のホテルに向かい、ホテル内のフランス料理店で農業関係者と朝食をとっていた。