「春節」と重なり、京都の観光地・伏見稲荷大社周辺の踏切が多くの観光客で混雑し、住民が困惑しています。 京都の観光地・伏見稲荷大社周辺では、中国が旧正月にあたる「春節」を迎えたことなどから、多くの観光客でにぎわっていました。 そんな中、周辺の踏切では… (中野広大アナウンサー)「観光客でしょうか、多くの人が踏切を渡っています。踏切が閉まったのは1分ほどだったのですが、それでもこの列ができています」
1月31日も踏切は多くの人でごったがえしていました。 1月26日には踏切を渡ろうとする人だかりが車道にまで広がり、遮断機が降りる中、踏切内にはまだ人が残っているという危険な状態にもなりました。 JR西日本によりますと、この、ほぼ同時刻に別の踏切で非常ボタンが押され列車に最大約20分の遅れが出たといいます。 こうした状況に周辺住民たちも困惑しています。 (周辺住民)「ちょっと多すぎますね。(車に)当たりそうになったことはあります」 京都市は、「伏見稲荷大社側が警備員を配置しているが常にいるわけではない。今後も大社側などとコミュニケーションを取りながら対策を考えてやっていく」としています。