「東京美容外科」の公式サイトが17日に更新。統括院長・麻生泰氏(52)が慶應義塾大学医学部非常勤講師を辞職すると発表した。
公式サイトでは麻生氏名義で文書を掲載。「この度のCST騒動に関し、多くの方々にご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。私は自らの行動が教育者としての資質に欠けるものであったと深く反省し、この責任を重く受け止め、慶應義塾大学医学部非常勤講師の職を辞することを決断いたしました」と報告した。 「また、これに伴い、専攻医育成プログラムから外れることとなり、慶應義塾大学附属病院と東京美容外科とのパートナーシップも解消する運びとなりました。これまでご支援いただいたすべての関係者の皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます」と改めて謝罪していた。
「私の行動は、多くの方々の信頼を損なう結果を招いたことを痛感しております。今回の反省を糧とし、今後は医師として経営者としての責任を自覚し、再びこのようなことがないよう努めてまいります。改めまして、このたびの件によりご迷惑をおかけしましたすべての皆様に、心よりお詫び申し上げます」とした。
東京美容外科を巡っては、沖縄院元院長の女性外科医がグアムでの解剖研修の写真を自身のSNSで公開。献体の前でピースサインをした写真をアップするなど、物議を醸していた。ネット上での騒動を受け、女性外科医は当該投稿を削除。自身のブログに謝罪文を掲載した。当初、麻生氏は女性外科医を擁護する発言をしていたものの、2024年12月30日付で女性外科医を解任することを決定。この件に関するX投稿で批判を集めていた。