ラーメンを2人でシェアなら「商売は成り立ちません」 トラブル発生の人気店が苦言「もう来なくて大丈夫」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「もう、今後はご来店頂かなくて大丈夫です」――。埼玉県川口市にある人気二郎系ラーメン店が、1杯のラーメンを2人でシェアしようとした客とトラブルになったとSNSで報告し、「もう来なくて大丈夫です」などと苦言を呈した。
同店の担当者は2024年12月20日、通常サイズの約2.5倍の量を「小サイズ」として提供していると、J-CASTニュースの取材に説明。野菜を増量するトッピング「野菜マシ」にしてシェアすれば2人でも足りると述べる一方、「それをやられると当然、商売は成り立ちません」と答えた。
今回のトラブルを明かしたのは、「麺屋 桐龍」東川口本店だ。12月18日のX投稿で、来店した30代前後のカップルとトラブルになったと報告。「何度もご来店頂いているようですが もう来なくて大丈夫です」と苦言を呈した。
投稿と担当者の説明によると、食券を確認する際に「大人は1人1杯」というルールを伝えたところ、「過去にはシェアできた」などと高圧的な態度を示してきた。「段々声のトーンが上がっていった」といい、最終的に返金での対応となった。
この投稿は23日時点で1万1000件以上のいいねを集めるなど話題に。「中学生高校生ならまだしも大の大人が恥ずかしい」「かなり恥ずかしいお客様ですね」「ご対応お疲れさまでした」「普通に1人1杯でしょ」などと指摘する声がSNSで上がった。
担当者は20日、「オープンして14年目になりますが、その説明で応じてくれなかった人は今回が初めてかと記憶してます。普通は応じてくれます」と取材に明かした。月間1万人が来店するという東川口本店では、大人の客によるシェアは見られず、その旨を説明すれば理解が得られるという。
女性2人やカップルで「小サイズ」の「野菜マシ」を分ければ足りる人も多くいるだろうとする一方、「それをやられると当然、商売は成り立ちません」と訴えている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。