線路上にいた女性、列車が接触…寸前にすき間37cmに入って無事

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10日午前7時45分ごろ、長崎県大村市皆同町で、JR大村線の線路に50代女性が座り込んでいるのを、長崎発佐世保行き快速(2両)の運転士が発見。列車は急ブレーキをかけ、女性の上に1両目がかぶさった状態で停止したが、女性に目立った外傷はなかった。列車と接触する寸前、車両底部と地面との37センチのすき間にあおむけになり、助かったとみられる。
「命を守ってるんだ、止まれ」 混乱の駅で響いた声 大村署によると、列車停止時、女性は1両目の真ん中部分の下のレールの間であおむけになっていた。脇腹の痛みを訴えて救急搬送されたが、命に別条はないという。 同署幹部は「(女性があおむけになったすき間が)ギリギリだった。奇跡に近いのではないか」としている。女性は市外在住で「自分で(線路に)入った」と話しているという。 乗客約130人にけがはなかった。事故で上下計4本の普通が運休し、約1000人に影響した。【中山敦貴】
大村署によると、列車停止時、女性は1両目の真ん中部分の下のレールの間であおむけになっていた。脇腹の痛みを訴えて救急搬送されたが、命に別条はないという。
同署幹部は「(女性があおむけになったすき間が)ギリギリだった。奇跡に近いのではないか」としている。女性は市外在住で「自分で(線路に)入った」と話しているという。
乗客約130人にけがはなかった。事故で上下計4本の普通が運休し、約1000人に影響した。【中山敦貴】

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