民家のこたつに２遺体 ８０代女性と６０代のめいか

１０日午前１１時半ごろ、堺市堺区桜之町東の民家で「１週間分の新聞がたまっている」と民生委員の女性から大阪府警堺署に通報があった。
駆けつけた同署員が室内で倒れている女性２人を発見。その場で死亡が確認された。目立った外傷はなく、同署は住人の８０代女性とめいの６０代女性とみて、遺体を司法解剖して身元や死因を調べる。
同署によると、２人は１階の和室で、いずれもこたつに入り、うつぶせの状態で倒れていた。遺体は腐敗が進んでおり、死後数日が経過しているとみられる。
この家は女性とめいの２人暮らし。玄関は施錠されており、室内に荒らされた形跡はなかったという。