新宿御苑「交通系IC」で入場可能になっていた チケット不要で混雑緩和へ…SNS紹介で注目集まる

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JR新宿駅南口から徒歩10分ほどにある庭園・新宿御苑(東京都新宿区)に入園する際、券売所でチケットを買わずに、交通系ICカードを入場ゲートに直接タッチすれば入れるようになったとして、SNS上で「スマート」「素晴らしい」と話題になっている。
環境省新宿御苑管理事務局は2022年11月8日、J-CASTニュースの取材に対し、11月1日から本格的に運用していると明かした。
環境庁などの公式サイトによれば、新宿御苑が誕生したのは1906年(明治39年)だ。皇室庭園として造られたが、1949年(昭和24年)に国民公園として一般に公開された。広さ58.3ヘクタール、周囲3.5キロメートルの庭園で、日本における近代西洋庭園の名園と言われている。
新宿御苑の設備が話題になったのは、22年11月5日頃に「チケット買わずに交通系ICでそのまま入れるようになっている」とツイッターで紹介されたことだ。この投稿は8日17時までに1万7000件以上のいいねを集めるなど、注目を集めている。
投稿には「シンプルですが、素晴らしい」「入場がちょっと早くなって嬉しい」「スマートですねー」などの称賛する声が寄せられている。
この設備はどのような経緯で導入したのか。管理事務局は、取材に「以前よりキャッシュレス決済の導入を検討しており、入園設備の入れ替えに伴い導入しました」と回答した。入園券購入の混雑緩和や来場者の利便性向上を目的にしているという。
管理事務局によれば、新宿御苑には3か所の入場ゲートがあり、全てにこの設備を導入している。また、国営昭和記念公園(東京都立川市・昭島市)にも同様の設備が導入されているとしている。

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