「学習院には絶対に行かせたくない」…!紀子様が悠仁様の「東大進学説」を否定しない「意外な理由」

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東大の「学校推薦型選抜」の出願が、11月から始まる。猛バッシングのなか、それでも悠仁様は東大へ進むのか。紀子様のこだわり、宮内庁の困惑、東大の忖度……それぞれの立場から可能性を探る。
前編記事『明らかに悠仁様への忖度では…!東大農学部の「募集要項」にあった「驚きの文言」』はこちらから
匿名を条件に取材に応じた東大関係者は、内情についてこう明かす。
「数学オリンピックや音楽の国際コンクールなどに出場した経験のある高校生はいるでしょうが、『国際会議』となると、悠仁様くらいしか該当者はいない。学内でも『悠仁様シフトではないか』と言われています。
宮内庁から東大に何らかの打診があったのかについては明かされていませんが、進学を希望しているとされる悠仁様、ひいては秋篠宮家に対し東大側が『忖度』をしたのかもしれません」
東大出身の社会学者で武蔵大学教授の千田有紀氏は、東大側の事情についてこう推察する。
「推薦要件に『国際会議への出席』が入っているというのは聞いたことがありません。東大のなかにも、国際会議に出席したことのない教授は大勢いますからね。何らかの力学が働いたと考えるのが自然だと思います。
東大にとって、悠仁様が入学するメリットはさほどない。むしろ『悠仁様を不合格にすることで被る不利益』が大きいと考えているのではないでしょうか。悠仁様が入学すれば世間から経緯について追及されるはずですが、『きちんと推薦入試を突破した』という説明はできる。しかし不合格にした場合は、さらに厳しい説明要求にさらされます。仮に宮内庁サイドから打診があったのだとすれば、その時点で東大からすれば『頭の痛い話』であり、不合格にはできないと考えたのかもしれません」
悠仁様がトンボ論文を発表し、国際会議にも出席。それに合わせるかのように東大農学部が「国際会議への出席」を推薦要件に盛り込む……。この一連の動きは宮内庁と東大が連携して進学体制を整えているようにも見えるが、「悠仁様の東大進学」は本当に既定路線なのか。
本誌は農学部のみが「国際会議への出席」と明記した理由について東大に尋ねたが、期限までに回答はなかった。
そもそも、東大進学は紀子様の意志とされる。それにしてもなぜ、紀子様はこれほど東大にこだわるのだろうか。その理由について、秋篠宮夫妻をよく知る学習院関係者は、「出発点は秋篠宮夫妻の『大の学習院嫌い』にあるのではないか」と語る。
「幼稚園から大学まで学習院に通った秋篠宮様ですが、おそらく制約の多い皇族の暮らしが昔からお嫌いだったのでしょう。
だからこそ、その象徴のような存在である学習院も嫌いだった。その証拠に、秋篠宮様は在学中に友達を作ろうとしませんでしたし、卒業後も学習院関係の冊子に寄稿したことはほとんどないと思います。同窓会への参加も、断っていると聞いています」
妻の紀子様は中等科から大学まで学習院で、大学時代に学内の書店で1年先輩だった秋篠宮様と出会った。学習院関係者が続ける。
「紀子様のお父様は学習院大の教授でしたが、職員用住宅の3DKアパートに暮らしていた紀子様は、いわゆる上流階級ばかりのクラスメイトに対し、引け目を感じていた。ともに学習院に馴染めないからこそ、お二人は惹かれ合ったのかもしれません。実際、秋篠宮様は周囲にご自慢になるほど、紀子様にゾッコンだったそうです。
ともに学習院を敬遠するお二人だからこそ、眞子様と佳子様をICU(国際基督教大学)に入れた。お茶の水から筑附に進学した悠仁様も、大学は学習院以外とみて間違いないと思います。
そのうえでどこにするかとなると、やはり東大が有力でしょう。紀子様は東大出身であるお父様を誇りに思っていらっしゃいましたし、何かと比較され続けてきた雅子様も東大ですから。周囲と比較されることを嫌いながら、何よりも周囲の目を気にする。紀子様とは、そういう性格の方なのです」
東大農学部が「国際会議への出席」を推薦要件として挙げ、悠仁様がそれをクリアしている以上、受験して不合格になることはまずあり得ないだろう。だがはたして、それで国民の理解を得られるのか。
象徴天皇制が専門の名古屋大学大学院准教授の河西秀哉氏が言う。
「一般家庭に生まれた人が高校生で学術論文の筆頭執筆者になり、国際会議に出席することは容易ではない。その意味では、悠仁様が推薦制度を利用して東大に入学すれば、格差や不平等を追認することになります。国民統合の象徴となる悠仁様は推薦を避け、入学したいならば一般入試を選ぶべきでしょう」
今上天皇の54年来のご学友である乃万暢敏氏は、陛下の学習院時代の様子をこう明かす。
「陛下は非常に記憶力の良い方で、中学高校と成績は常にトップクラスでした。仮に大学受験をしていたら、たいていの大学に合格していたと思います。陛下は『特別扱い』を何より嫌い、給食当番や日直当番も級友たちと同じように担当され、個性的な先生の話などでゲラゲラ笑い合ったりもしました
ただ一方で、常に国民に目を向けられてもいた。国民から敬愛され、天皇はそれに応える。この関係がないと天皇制は維持できないと誰よりも理解されていたし、そのための帝王教育も受けてきた。だからこそ、政治的な動きは一切せず、粛々と学習院大学に進まれた。
翻って、悠仁様はどうでしょうか。陛下をお近くで見てきたからこそ、私は悠仁様の将来を憂慮しています。いま、悠仁様を敬愛する国民がどれだけいるのか。進学先がどうなるかわかりませんが、もし仮に紀子様の主導のもと東大に入れば、ますますバッシングは過熱するでしょう。『特別扱い』を何より嫌った陛下の生き方を忘れてはならないと思います」
悠仁様の歩みは、異例の連続だった。
’10年に悠仁様は、その2年前に新設された「特別入学制度」を利用し、超高倍率のお茶の水女子大学附属幼稚園に入園。そして’22年には、’17年に新設された「提携校進学制度」を使って、筑附に入学した。そのうえ、’16年に始まった「学校推薦型選抜」で来年東大に進学するとなれば、いよいよ国民からの批判の嵐は避けられない。
宮内庁関係者からは、「そもそも天皇に学歴は必要ない」という声も出ているが、11月末に行われるとされる誕生日会見で、秋篠宮様は何を明かすのか。それとも明かさないのか。注目が集まっている。
『週刊現代』2024年9月28日号より
【つづきを読む】『本当に「東大の農学部」でいいのか…悠仁さま「東大進学論争」のウラで指摘されている「疑問」と「布石」』
本当に「東大の農学部」でいいのか…悠仁さま「東大進学論争」のウラで指摘されている「疑問」と「布石」

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