逃走45キロ、2週間ぶりペンギンを捕獲 愛知

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【AFP=時事】愛知県中部で行われていたイベント会場から脱走していた雌のケープペンギンが、2週間後に約45キロ離れた海岸で無事発見された。飼育員は「奇跡」だと話している。

逃走していたのは飼育施設で生まれ育った6歳の「ペンちゃん」。先月25日、イベント会場から海に逃げ込んだ。それまで一度も海で泳いだことはなかった。

飼育員の今井亮輔さんは、生き延びるのは「厳しい」とみていた。直ちに大勢で捜索を開始したが、日本列島を襲った強い台風のため活動は妨げられた。

しかし、今月8日、45キロ離れた海岸の波打ち際で楽しそうに浮かんでいるとの目撃情報が今井さんの元に届いた。

ペンちゃんが捕獲された後、AFPに対し、「疲れ果てていると思っていたが、いつも通り泳いでいた」と語った。「驚きを超えている。奇跡だ」。自分で魚やカニを捕まえて食べていたに違いないと、今井さんは話した。

【翻訳編集】AFPBB News

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