千葉県では、きょう49人が熱中症の疑いで病院に運ばれ、このうち千葉市に住む70代の男性が死亡しました。
千葉県では、きょう午後4時までに熱中症の疑いで49人が病院に運ばれました。このうち千葉市緑区に住む70代の男性が亡くなりました。
消防によりますと、きょう午前8時半ごろ、同居する妻が、男性が意識不明の状態で倒れているところを見つけ、通報したということです。男性は熱中症とみられ、心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
男性は2階の寝室で倒れていて、エアコンは設置されていましたが、電源は入っていなかったということです。
千葉県内で熱中症の疑いで救急搬送された人が死亡したのは、今年初めてです。
県は「室内でも無理せずエアコンをつけて涼しい状態で過ごしていただきたい」と注意を呼びかけています。