あす(31日)は「ハロウィーン」当日。例年多くの人が仮装をして集結する渋谷では、厳重な安全対策がとられています。
【写真を見る】風船まみれ! SNS映えするハロウィーングッズ
山形純菜キャスター:31日のハロウィーン本番を控え、渋谷区では多くの人が密集することによる混雑・混乱を問題視し、様々な対策を講じています。
【近年の渋谷ハロウィーン】●2022年:コロナ禍明けも…韓国で群衆事故●2023年:「渋谷に来ないで」異例のメッセージ●2024年:通年路上飲酒を条例で禁止

今年はどのような安全対策を講じるのでしょうか。
【渋谷区ハロウィーン対策】<路上飲酒禁止>・毎日午後6時~翌朝5時・渋谷駅周辺、センター街、道玄坂、区役所、宮下公園、区役所などのエリア<酒類販売自粛>・毎日午後6時~翌朝5時・路上飲酒禁止エリア周辺の58店舗に販売自粛を要請<LUUPの利用停止>・30日午後5時~11月1日午前5時(予定)・渋谷区21か所一時利用停止警備員は約125人を配置、さらにハチ公前広場などに監視台を約10台設置しているということです。
山形キャスター:ある調査によると、今年ハロウィーンに予定がある人は前の年の2024年から約4ポイント減少し24.1%、特に若い女性層が減っているそうです。一方で、予定のある人の平均予算(費用)は2024年の6565円から7192円へと627円増加し前年比約1.1倍となりました。増加した理由については「物価高だから」「盛り上がりたいから」といった声があったということです。(9月インテージ調べ)調査を行ったインテージ担当者は「どうせやるなら楽しみたい人が多い」と言います。
さらに若者マーケティング機関のSHIBUYA109lab.の長田麻衣所長によると「近年は“街などに繰り出して楽しむ”から、家やパーティーなど室内で楽しむ傾向になっている」「SNSなどでは、街中で撮った写真が叩かれる事もある」といいます。
スポーツジャーナリスト増田明美さん:色々な場所で楽しんでいるなと思うのは、神奈川県の三浦市は、かぼちゃではなくて、名産の三浦大根を使って「ホワイトハロウィーン」と呼んで楽しんでいるようです。
井上貴博キャスター:自治体がイベントとして主催するのはいいですね。渋谷の場合は自然発生なので暴走してしまうといった危険があります。
山形キャスター:SNS映えするハロウィーン商品が人気となっています。【ドン・キホーテ人気SNS映え新商品】・耳を握ると動く「ぴこぴこケープ(3299円)」・リボンやパールで“小顔効果”「ドン・キホーテオリジナルカチューシャ(各769円)」
・風船やオーナメントなど45点セット「ハロウィンスペシャルオーナメントセット(1979円/店舗によって取り扱いがない場合あり)」
==========〈プロフィール〉増田明美さんスポーツジャーナリストとして「細かすぎる解説」が話題にロサンゼルス五輪マラソン日本代表