9月6日、悠仁さまは19歳の誕生日を迎えられます。それに合わせて悠仁さまの成年式が行われます。そこで、今回の#みんなのギモンでは、「40年ぶり 悠仁さま『成年式』とは?」をテーマに、日本テレビ社会部・宮内庁担当の高橋英礼奈記者が解説します。■悠仁さまの成年式 19歳の誕生日に成年式は男性皇族のみに行われるもので、実に40年ぶりです。どんな儀式なのかお伝えします。忽滑谷こころアナウンサー「5日に公開された映像では、ヘルメットをかぶり、愛用の自転車でさっそうと走られる悠仁さまや、自然を観察するお姿も収められています。今年4月に入学された筑波大学で撮影されたということで、学生生活の様子が垣間見えます」
日本テレビ社会部・宮内庁担当 高橋英礼奈記者「悠仁さまは生物学を学ばれていて、授業ではグループでフィールドワーク調査などを行ったり複数のサークル活動に参加されたりしているそうです。大学のお祭りでは、友人たちと模擬店でベビーカステラを販売されたそうです」鈴江奈々キャスター「複数のサークル活動をされたりと、積極的に学生生活を楽しまれている様子が伝わってきますね」忽滑谷アナウンサー「悠仁さまは秋篠宮ご夫妻の長男で、姉は12歳離れた佳子さまと、15歳上で2021年に結婚した小室眞子さんです。そして、天皇陛下の甥(おい)にあたり、皇位継承順位は父親の秋篠宮さまに次ぐ2位となっています」高橋記者「次世代の皇室を担われる存在です。今は成年は18歳ですが、去年は大学受験があったので、悠仁さまの成年式は19歳の誕生日の9月6日に行われることになったのです」■成年式の見どころ「冠を賜うの儀」「加冠の儀」とは?高橋記者「成年式は、皇室の慣例として男性皇族が成年を迎えた時に行われる儀式です。かつては『元服』と呼ばれ、残っている最も古い記録は714年の聖武天皇です。平安時代に儀式の流れが整えられ、今に至っています」「40年前の秋篠宮さまの成年式では、行事としてはまず、お住まいで天皇陛下から贈られた冠を受け取る『冠を賜うの儀』。続いて皇居・宮殿でその冠をかぶる『加冠の儀』。これが成年式の中心的な儀式です」忽滑谷アナウンサー「秋篠宮さまの加冠の儀を見てみましょう」高橋記者「長い裾が特徴の晴れの装束『闕腋袍(けってきのほう)』を着用され、頭には未成年用の『空頂黒(くうちょうこくさく)』という“額当て”をはちまきのようにつけて儀式に臨まれます」「これが外され、陛下から贈られた成年用の冠をかぶり、あごの下で緒を結び固定します。そして、緒の両端を和ばさみで切る場面が、成年式を象徴するシーンと言われています。そして、両陛下のもとへ進まれる立ち姿にも注目です」高橋記者「未成年の装束の特徴である6メートルに及ぶ長い裾がするすると延びる場面も成年式の見どころの1つです。その後、成年用の装束に着替え、儀式のための特別な馬車に乗って宮中三殿へと向かわれます。40年前に秋篠宮さまが使われた『空頂黒』。今回、悠仁さまも使われるということです」森圭介キャスター「新調じゃないんですね。儀式自体が少なくとも奈良時代以降続いてきたものという歴史も感じますし、お父さまから預かったものをご本人が使われるのも、歴史を感じられる出来事ですよね」忽滑谷アナウンサー「この後も、宮中三殿に報告をする儀式、天皇皇后両陛下に御礼を伝える『朝見の儀』、そして陛下からの勲章授与、上皇ご夫妻へのご報告、両陛下や皇族方、親族などを招いた私的なお祝いの夕食会である『内宴』と、行事や儀式が目白押しなんですよね」高橋記者「本当に1日かけての『成年式』なんです」森圭介キャスター「成年式は男性皇族のみということですが、女性皇族が成年を迎えた場合はどんな行事が?」忽滑谷アナウンサー「気になりますよね。4年前に愛子さまが二十歳を迎えられた時を見てみましょう」忽滑谷アナウンサー「白いロングドレスにティアラの姿、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか」高橋記者「女性皇族は天皇陛下から勲章を授与され、ローブデコルテとティアラを身につけられた姿をお披露目するのが慣例です。男性皇族のような儀式はありません」■成年皇族としての悠仁さま、今後の活動は?忽滑谷アナウンサー「成年皇族として悠仁さまは今後、活動の場を広げられるのでしょうか?」高橋記者「成年皇族となれば公務や宮中行事、例えば新年一般参賀などにも参加できるようになります。ただ、悠仁さまはまだ大学生なので、学業を優先しながら国内の行事を中心に、活動の幅を広げられることになると思います」忽滑谷アナウンサー「悠仁さまは3日に秋篠宮ご夫妻とともに成年式のリハーサルに参加され、宮殿や宮中三殿などで行事や儀式の流れなどについて確認が行われましたが、リハーサルは約4時間にわたって行われたということです」鈴江キャスター「成年式は40年ぶり、そして長い歴史がつながれ、まさに伝統がつながる瞬間でもあるということで、注目して見てみたいと思います」高橋記者「悠仁さまはこれまで練習や見学を重ね、準備を重ねられてきました。40年ぶりの成年式、大きな注目です」
9月6日、悠仁さまは19歳の誕生日を迎えられます。それに合わせて悠仁さまの成年式が行われます。そこで、今回の#みんなのギモンでは、「40年ぶり 悠仁さま『成年式』とは?」をテーマに、日本テレビ社会部・宮内庁担当の高橋英礼奈記者が解説します。
成年式は男性皇族のみに行われるもので、実に40年ぶりです。どんな儀式なのかお伝えします。
忽滑谷こころアナウンサー「5日に公開された映像では、ヘルメットをかぶり、愛用の自転車でさっそうと走られる悠仁さまや、自然を観察するお姿も収められています。今年4月に入学された筑波大学で撮影されたということで、学生生活の様子が垣間見えます」
日本テレビ社会部・宮内庁担当 高橋英礼奈記者「悠仁さまは生物学を学ばれていて、授業ではグループでフィールドワーク調査などを行ったり複数のサークル活動に参加されたりしているそうです。大学のお祭りでは、友人たちと模擬店でベビーカステラを販売されたそうです」
鈴江奈々キャスター「複数のサークル活動をされたりと、積極的に学生生活を楽しまれている様子が伝わってきますね」
忽滑谷アナウンサー「悠仁さまは秋篠宮ご夫妻の長男で、姉は12歳離れた佳子さまと、15歳上で2021年に結婚した小室眞子さんです。そして、天皇陛下の甥(おい)にあたり、皇位継承順位は父親の秋篠宮さまに次ぐ2位となっています」
高橋記者「次世代の皇室を担われる存在です。今は成年は18歳ですが、去年は大学受験があったので、悠仁さまの成年式は19歳の誕生日の9月6日に行われることになったのです」
高橋記者「成年式は、皇室の慣例として男性皇族が成年を迎えた時に行われる儀式です。かつては『元服』と呼ばれ、残っている最も古い記録は714年の聖武天皇です。平安時代に儀式の流れが整えられ、今に至っています」
「40年前の秋篠宮さまの成年式では、行事としてはまず、お住まいで天皇陛下から贈られた冠を受け取る『冠を賜うの儀』。続いて皇居・宮殿でその冠をかぶる『加冠の儀』。これが成年式の中心的な儀式です」
忽滑谷アナウンサー「秋篠宮さまの加冠の儀を見てみましょう」
高橋記者「長い裾が特徴の晴れの装束『闕腋袍(けってきのほう)』を着用され、頭には未成年用の『空頂黒(くうちょうこくさく)』という“額当て”をはちまきのようにつけて儀式に臨まれます」
「これが外され、陛下から贈られた成年用の冠をかぶり、あごの下で緒を結び固定します。そして、緒の両端を和ばさみで切る場面が、成年式を象徴するシーンと言われています。そして、両陛下のもとへ進まれる立ち姿にも注目です」
高橋記者「未成年の装束の特徴である6メートルに及ぶ長い裾がするすると延びる場面も成年式の見どころの1つです。その後、成年用の装束に着替え、儀式のための特別な馬車に乗って宮中三殿へと向かわれます。40年前に秋篠宮さまが使われた『空頂黒』。今回、悠仁さまも使われるということです」
森圭介キャスター「新調じゃないんですね。儀式自体が少なくとも奈良時代以降続いてきたものという歴史も感じますし、お父さまから預かったものをご本人が使われるのも、歴史を感じられる出来事ですよね」
忽滑谷アナウンサー「この後も、宮中三殿に報告をする儀式、天皇皇后両陛下に御礼を伝える『朝見の儀』、そして陛下からの勲章授与、上皇ご夫妻へのご報告、両陛下や皇族方、親族などを招いた私的なお祝いの夕食会である『内宴』と、行事や儀式が目白押しなんですよね」
高橋記者「本当に1日かけての『成年式』なんです」
森圭介キャスター「成年式は男性皇族のみということですが、女性皇族が成年を迎えた場合はどんな行事が?」
忽滑谷アナウンサー「気になりますよね。4年前に愛子さまが二十歳を迎えられた時を見てみましょう」
忽滑谷アナウンサー「白いロングドレスにティアラの姿、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか」
高橋記者「女性皇族は天皇陛下から勲章を授与され、ローブデコルテとティアラを身につけられた姿をお披露目するのが慣例です。男性皇族のような儀式はありません」
忽滑谷アナウンサー「成年皇族として悠仁さまは今後、活動の場を広げられるのでしょうか?」
高橋記者「成年皇族となれば公務や宮中行事、例えば新年一般参賀などにも参加できるようになります。ただ、悠仁さまはまだ大学生なので、学業を優先しながら国内の行事を中心に、活動の幅を広げられることになると思います」
忽滑谷アナウンサー「悠仁さまは3日に秋篠宮ご夫妻とともに成年式のリハーサルに参加され、宮殿や宮中三殿などで行事や儀式の流れなどについて確認が行われましたが、リハーサルは約4時間にわたって行われたということです」
鈴江キャスター「成年式は40年ぶり、そして長い歴史がつながれ、まさに伝統がつながる瞬間でもあるということで、注目して見てみたいと思います」
【#みんなのギモン】身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)
【#みんなのギモン】身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)