大阪市の小学校に勤務する管理作業員が勤務時間中に校舎内で100回以上にわたり、喫煙を繰り返していたとして、停職1か月の懲戒処分を受けました。停職1か月の懲戒処分を受けたのは、大阪市立小学校の男性管理作業員(57)です。大阪市教委によりますと、管理作業員は去年7月~今年6月にかけて、勤務する小学校の校舎内にある階段下の倉庫で153回にわたり、紙タバコで喫煙を繰り返していたということです。教諭らが校舎を歩いていた際、「焦げ臭いにおいがする」「紙タバコのにおいがする」と校長へ申告があり、調査した結果、管理作業員の喫煙が発覚したということです。
喫煙していた倉庫は普段から児童もそばを通る場所で、受動喫煙していた可能性もあるということですが、体調不良を訴えている人はいないということです。また、管理作業員はおととし4月~去年3月の間、当時勤務していた学校で勤務時間中に近くの公園で約51回喫煙を繰り返していたこともわかりました。聞き取りに対して管理作業員は「ストレス解消のため、勤務時間中に一服してしまった」などと話しているということです。