福岡県のはしか患者が8月3日に大分県日出町のハーモニーランドを利用していたことがわかり、県は同じ日に施設を訪れた人に対し、注意を呼びかけています。
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県によりますと、福岡県の患者は12日にはしかの感染が確認され、調査の結果、8月3日午前10時から午後4時にかけてハーモニーランドを訪れていたことが判明しました。
はしかは感染力が非常に強いのが特徴で、空気や飛沫、それに接触で広がります。感染した場合10日から12日ほどの潜伏期間を経て、発熱や発疹といった症状が現れます。
今年に入って、はしかの全国の感染者数は196人と去年の4倍以上となっていて、県内でも3年ぶりに感染者が2人確認されています。
県は8月3日にハーモニーランドを利用した人で、8月24日までにはしかが疑われる症状が出た場合、速やかに最寄りの保健所へ相談するよう呼びかけています。