大阪・関西万博の会場(大阪市此花区)に直結する大阪メトロ中央線が13日夜に一時全線で運転を見合わせたことを受け、大阪メトロは14日午前、記者会見を開き、経緯を説明した。
同社の堀元治・交通事業本部長は冒頭で「来場者や関係者に多大なる迷惑をおかけしたことをおわびする」と謝罪した。
原因は、コスモスクエア―大阪港間で、電車を運行するための送電レールが停電したことで、復旧は約8時間後になった。
運転見合わせは、閉場間際の13日午後9時半頃から続き、14日午前5時25分に全線で運転を再開した。日本国際博覧会協会(万博協会)によると、約3万人が会場や周辺で長時間足止めとなり、多くの人が会場や周辺で一夜を明かした。