“ルフィ”グループによる一連の強盗事件で、グループ幹部の男の裁判が初めて開かれ、男は起訴内容を全て認めました。フィリピンを拠点に特殊詐欺や強盗を指示したとされる“ルフィ”グループの幹部・小島智信被告は、2022年に東京・中野区などで起きた3つの強盗事件で、実行役を指示役に紹介するなどして犯行を手助けした罪や、10人に対する特殊詐欺に関わった罪に問われています。1日、東京地裁で開かれた初公判で、小島被告は起訴内容について、「間違いありません」と述べ、全て認めました。

検察側は冒頭陳述で「旧ツイッターに闇バイトの求人を載せるなどし、応募した人に“たたき案件”と伝え、指示役に紹介していた」「強盗の計画を認識したうえで継続的に勧誘した」と指摘しました。一方、弁護側は「借金を肩代わりしてもらった指示役から、強盗の実行役を用意するよう頼まれたが、人を右から左に流すだけで強盗の計画の詳細は知らなかった」と主張しました。一連の“ルフィ”グループによる強盗事件をめぐっては、小島被告のほかに幹部3人が起訴されましたが、幹部の裁判が開かれるのは今回が初めてです。
“ルフィ”グループによる一連の強盗事件で、グループ幹部の男の裁判が初めて開かれ、男は起訴内容を全て認めました。
フィリピンを拠点に特殊詐欺や強盗を指示したとされる“ルフィ”グループの幹部・小島智信被告は、2022年に東京・中野区などで起きた3つの強盗事件で、実行役を指示役に紹介するなどして犯行を手助けした罪や、10人に対する特殊詐欺に関わった罪に問われています。
1日、東京地裁で開かれた初公判で、小島被告は起訴内容について、「間違いありません」と述べ、全て認めました。
検察側は冒頭陳述で「旧ツイッターに闇バイトの求人を載せるなどし、応募した人に“たたき案件”と伝え、指示役に紹介していた」「強盗の計画を認識したうえで継続的に勧誘した」と指摘しました。
一方、弁護側は「借金を肩代わりしてもらった指示役から、強盗の実行役を用意するよう頼まれたが、人を右から左に流すだけで強盗の計画の詳細は知らなかった」と主張しました。