〈笑顔で「ハロー!」と…小室圭さん&眞子さん“極秘出産”の真相 1億円新居で“英才教育”「子育てにもぴったりの場所です」〉から続く
第1子出産という慶事にも当初宮内庁はノーコメントを貫き、眞子さんと両親の亀裂は深まるばかり。じつは圭さんは眞子さんの成育過程を知って疑問を抱き、NYの知人に――。(全2回の2回目/前編より続く)
【写真】眞子さんを見つめる紀子さまの“険しいご表情”
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今回生まれた子供は、将来の天皇の甥または姪ということになる。米国籍の人物が天皇の血縁者となるのは史上初めてのことだ。
かつて周囲に「国と国とを結ぶ国際的な仕事がしたい」と夢を語った圭さん。その子供も、まさしく日米の懸け橋となり得るかもしれない。だが――。
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5月23日、紀子さま(58)のお姿は、大阪・関西万博の会場にあった。難病患者や家族を支援するイベントに出席されたのだ。同席した一般社団法人「日本難病・疫病団体協議会」代表理事の大黒宏司氏が振り返る。
「イベントでは患者家族や医師らで構成される3人1組の発表が10回行われましたが、紀子さまは最前列で、身を乗り出しながら熱心に聞いておられました。発表後に登壇者と懇談されましたが、とくに難病のお子さんを抱える家族には親身になり、とりわけ長い時間をかけてお話しされていたように見えました」
平時と変わらぬご公務。そこに、初孫が生まれた喜びの色を見て取ることはできなかった。
「慶事にもかかわらず、宮内庁にお祝いムードは一切見られません」
そう明かすのは宮内庁関係者だ。
「結婚で皇室を離れられた場合でも、たとえば3児の母となった高円宮家の3女・絢子さんの時は、出産のたびに宮内庁が公表していました。しかし今回、宮内庁はノーコメントを貫いている。出産報道後の5月22日、宮内庁長官の定例会見が開かれましたが、西村泰彦長官は出産報道について問われても『申し上げることはありません』と繰り返すばかりでした。出産の公表については各宮家に委ねられている。すなわち今回は、秋篠宮家が公表を望んでいないということです」(同前)
秋篠宮(59)は圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルをきっかけに、圭さんに不信感を抱いてこられた。圭さんとの結婚を強行した眞子さんとの関係も冷え込み、渡米以来、眞子さんとは没交渉とされる。
佳代さん
「眞子さんの渡米以降、秋篠宮さまも紀子さまも、お誕生日にあたって眞子さんの様子を聞かれても『本人が控えてほしいと言っている』と明かさなかった。眞子さんから“勝手に話さないで”と釘をさされるほど、秋篠宮ご夫妻と眞子さんとの溝は深まっているのです」(秋篠宮家関係者)
修復される気配のない親子の溝。それには、あまり知られていないもう1つの理由があった。じつは、圭さんもまた、秋篠宮ご夫妻に不信感を抱いているというのだ。圭さんのNYでの知人が打ち明ける。
「圭さんから、秋篠宮ご夫妻の眞子さんに対する教育方針を疑問視するような話をされたことがある。にわかには信じられなかったのですが、圭さんはいたって真剣でした」
圭さんはこの知人に、こう語ったという。
「彼女は幼少期に、両親から過度な躾を受けてきたんです」
“秋篠宮家の子育て”は、子供の自主性を重んじることで知られる。一方で、眞子さんや佳子さまはかつて会見で父親について問われると、口々に「導火線が短い」と評された。
「秋篠宮さまは、ご自身が40歳の時に生まれた悠仁さまが可愛くて仕方がないようですが、そんな悠仁さまの子育てと比べると、確かに2人のお姉さまには厳しかった。時には声を荒らげることもあったようです」(前出・秋篠宮家関係者)
こうした“秋篠宮家の子育て”による眞子さんの成育過程に疑問を抱いているという圭さん。前出の知人が言う。
「圭さんの目には秋篠宮ご夫妻が、眞子さんに過度に厳しく当たってきたように映っているのかもしれない。圭さんが、義両親である秋篠宮ご夫妻との関係修復を試みることがないのは、そのせいかもしれません」
そんな圭さんも眞子さんも親になり、子育てがスタートした。2人が拠り所にする教育方針は、秋篠宮ご夫妻のそれではないだろう。かたや、圭さんの母・佳代さんは今年2月に上梓した著書の中で、圭さんの教育方針について饒舌に語っている。
「著書では、圭さんが幼稚園に入る前から英会話教室に連れていったり、マンツーマンでバイオリンを習わせたりしていたと明かしていた。佳代さんの夫が亡くなった後は、遺産を母子で分け、圭さんにお金の使い道を委ねた。その結果、圭さんは自ら、インターナショナルスクールの学費にあてることを決めたそうです」(前出・宮内庁関係者)
独特な英才教育のもとで育った圭さんが“秋篠宮家の子育て”ではなく、“佳代さん流英才教育”を実践しても不思議ではない。
実際、小室夫妻の新居のあるエリアは、米国内でも教育水準が高いことで知られているという。
「米誌『USニューズ&ワールド・レポート』が大学進学率や全米学力調査のスコアを基にした今年の調査によれば、コネチカット州は5歳から18歳までの大学前教育(Pre-K-12)の分野で全米3位を獲得。さらに、3~4歳の子供が保育園やプレスクールに通う割合は、全米の州でニュージャージー州に並んで1位となっています。“英才教育”を授けるにはうってつけのエリアと言えるでしょう」(教育ジャーナリスト)
異国の地で、初めての子育てに直面する眞子さん。そんな眞子さんにエールを送られるのが、妹の佳子さま(30)である。
5月20日には「全国都市緑化祭」に出席するため岐阜県可(か)児(に)市をご訪問。この日、身につけられたのは、眞子さんが2017年のブータン訪問の際に着用されたのと同じ、ブルーのエスニック柄のセットアップだった。当時は、眞子さんと圭さんとの婚約が報じられた直後。まだ佳代さんの金銭トラブルが発覚する前の、希望に満ちた時期だった。
「佳子さまはご両親とは異なり、ずっと眞子さんの結婚を応援されてきた。結婚にあたって眞子さんが秋篠宮家を去る際、わざわざ報道陣の前でハグをされたこともあった。出産というターニングポイントで眞子さんのおさがりをお召しになったのも、いまでもご自身は姉の味方だというメッセージでしょう」(前出・宮内庁関係者)
6月4日からは、かつて姉も経験したブラジル訪問が控える。ご訪問へ向けて佳子さまへご進講をした国立民族学博物館名誉教授の中牧弘允氏が語る。
「ご進講では私がブラジルの歴史や日本との共通点をご説明し、佳子さまは大変熱心にメモを取られていました。ブラジルには眞子さんも訪問しましたが、日系人も多く、日本の皇室にとっては重要な地域。佳子さまのご訪問は若い世代の日系人の心をつなぎ留めることにもなると思います」
両親との亀裂に修復の兆しはなくとも、日本で公務に励みながらエールを送ってくれる妹がいる――。1人の母として、眞子さんの人生の第2章が幕を開けた。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年6月5日号)