大阪府東大阪市の集合住宅の一室に、約10時間にわたり子どもを置き去りにしたなどとして、26歳の女が逮捕されました。 保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは、大阪府東大阪市のアルバイトの26歳の女です。 警察によりますと、女は今年6月2日、東大阪市の集合住宅の一室で同居する子ども2人を約10時間にわたり置き去りにして放置した疑いがもたれています。 6月上旬、女の親族から「連絡が取れず安否を確認してほしい」と警察署に電話がありました。

その後、警察官が自宅に駆けつけると、5歳の長男がドアを開けたということです。自宅には他に3歳次男もいたということです。 警察によりますと、女はこの日の午前8時ごろから2人を部屋に残し、知人とともに外出していたということです。また、普段、母親は夜の時間帯に仕事をして、朝に自宅へ戻ってくると子どもが説明していたということです。 警察が子ども2人を保護、その後、警察が女の行方を捜査していたところ、その日の夕方にようやく連絡がつきました。 警察の調べに対して、女は「弁護士が決まるまで何も話したくありません」と黙秘しているということです。 警察は女が、夜の時間帯に子ども2人を常態的に放置するネグレクト状態だったとみて、詳しい状況を調べています。