10日午前、福岡市中央区の国道で道路の一部が陥没しました。この影響で、周辺の通称「国体道路」が通行止めとなっています。
■森野里奈記者「普段は交通量の多い道路です。大きな穴が開いています。」警察によりますと、午前10時前、福岡市中央区今泉で「歩道が陥没している」と通報がありました。■目撃した人「駆けつけたら縁石の奥が少しだけ陥没していて、だんだん穴が開いていった。道路側に開いていった感じです。」
歩道から車道にかけておよそ1.5メートルの幅で陥没していて、国道202号、通称「国体道路」の4車線すべてが通行止めとなりました。福岡市によりますと、現場では新しく雨水管を埋める工事を行っていて、隙間から土砂が流出したことから陥没が起きた可能性が高いとしています。
■高島市長「とにかく最速で、安全の確保と交通の回復を指示しました。」福岡市は、現場の安全を早急に確認し、陥没した部分の復旧を最優先で進めるとしていて、安全が確認できた車線から随時、通行止めを解除する見通しです。