気象庁はきょう、「九州南部地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。九州南部が全国トップで梅雨入りするのは、統計開始以降で初めてとみられます。
気象庁大気海洋部業務課 平井雅之課長補佐「九州南部で本日梅雨入りしたとみられると発表しました。九州南部が他の地方よりも一番先に梅雨入りしたのは統計史上初めてのこととなります」
気象庁によりますと、九州南部としては平年より14日早く、去年より23日早い梅雨入りです。
きょうの発表は「速報値」ですが、統計のある1951年以降の「確定値」で九州南部の梅雨入りが全国で最も早かったことはこれまでになく、統計開始以降で初めてとみられます。
これについて気象庁は「日本の南の高気圧の張り出しが強いことや、偏西風が北寄りを流れていることが要因」としています。