メルカリに出品されている意外なアイテム5選は、以下の表1の通りです。表1
※筆者作成メルカリではさまざまなアイテムが出品されていますが、表1のように本来であれば捨てるはずのアイテムも出品されています。ここでは、どのような用途で購入されるのかをアイテムごとにご紹介します。
トイレットペーパーの芯は、子どもの工作やハンドメイドの材料として人気があるようです。10本~30本をまとめて300円程度で出品されています。なお、トイレットペーパーではなく、ラップの芯は5本~6本で300円程度と少々高めの価格が付けられています。普段は捨てるものでも誰かの役に立つ可能性があるので、出品してみるのもよいでしょう。
牛乳パックも工作やハンドメイドの材料として、意外と売れる傾向があるようです。カットされて開いた状態のものや折りたたんであるもの、口だけ開けてほぼそのままの形状のものなど、さまざまな形で出品されています。なお、カットされたものよりもそのままの形の方が、販売価格は高めに設定されているようです。使い道の選択肢が多い方が、人気があると考えられるでしょう。
ペットボトルのキャップも工作用に出品されているようです。白色無地のキャップが人気のようで、出品されているものは色や形がそろった状態の傾向にあります。また、デザインがそろっているものや、キャラクターがついているものなどは、高値で取引されているようです。70個~120個程度のまとまった数で売れているため、出品するなら100個程度集めるとよいかもしれません。
お菓子などが入っているふたつきの缶ケースを指します。1つあたり500円~1000円程度で取引されており、ここで紹介するほかのアイテムよりも高値で売れている点が特徴です。キャラクターのものやデザイン性の高いものは人気があるようで、コレクターもいるといわれています。「取っておいたけど、必要なくなった」と思う空き缶がある場合は、出品してみるとよいでしょう。
ベルマークとは「ベルマーク教育助成財団」と協力会社で作成し、協力会社の商品に貼られているマークを指すようです。マークを集めて財団に送ると1点1円に換算され、学校に必要な設備や教材を協力会社から購入できるとされています。さらに購入金額の10%が財団に寄付され、そのお金はさまざまな教育支援に活用されるシステムだといわれています。メルカリでは、1枚20円~50円程度で10枚~20枚がまとめて出品されているようです。ベルマークを集めている人からすると手軽に入手できるため、需要があると考えられます。
メルカリで出品する際の注意点は、ガイドラインに記載されている禁止アイテムを出品しないことです。代表的な禁止アイテムとしては、以下のようなものが挙げられます。
●電子チケットや電子データ(QRコード)●ブランド品を偽造したもの●盗んだもの●犯罪や違法行為に使われたもの●殺傷能力があり武器となりうるもの●アダルト関連商品●タバコ●現金●チケット類
上記アイテムの出品を発見した場合は、アカウントの利用制限がかかる可能性があります。禁止アイテムを出品すると、出品も購入もできなくなるようなので注意しましょう。
メルカリでは、トイレットペーパーの芯や牛乳パック、ペットボトルのキャップなど、捨てるようなアイテムでも出品されています。実際に価格がつけられ、取引が成立しているようです。しかし、ガイドラインに定められた禁止アイテムを出品すると、アカウントが停止するおそれがあるため注意が必要です。メルカリで出品する際は、ガイドラインをよく読んでから行いましょう。
株式会社メルカリ 禁止されている出品物執筆者:FINANCIAL FIELD編集部ファイナンシャルプランナー