ドラム缶から見つかった女性の遺体。現場に居合わせた男性が、一部始終を語りました。
シルバーのシートがかぶせられたドラム缶。この中から見つかったのは、女性の遺体でした。
遺体が発見されたのは、18日のこと。
現場は、埼玉県吉川市にあるリサイクル会社。18日、ドラム缶の中から遺体が発見されました。
発見当時の現場を撮影した人がいました。フォークリフトやコンテナが並ぶ敷地に、警察官の姿。そして、シルバーのカバーがかけられた“何か”が見えます。
敷地内に置かれたドラム缶。直径は60センチ、深さは90センチほど。ふたはしてあり、女性の遺体とともにブルーシートが入っていました。警察によると、服は着ていて比較的高齢とみられる女性だということです。
司法解剖の結果、明確な外傷などは確認されなかったことが分かりました。
現場周辺にいた人は、異変を感じていました。
このドラム缶、いつ、どこから運ばれたのかが分かってきました。
キャンプ用品やゴルフ用品、さらに法人の工具や備品などを預かるトランクルーム。安いものでは月5000円ほどから借りることができます。
現場となったトランクルームの利用者に話を聞きました。
遺体が発見されたのが埼玉県吉川市。このトランクルームは、車で1時間ほど行った所沢市にあります。この場所に、2月時点で置かれていたことが確認されています。
料金が未払いだったため、管理会社がリサイクル会社に回収を依頼。17日午後、リサイクル業者が搬出。その翌日の18日、遺体が発見されることになります。
トランクルームを借りるのには、どのような手続きが必要なのでしょうか?
警察はトランクルームを契約した人物について、接触できているか明らかにしていません。