先ごろ初めての記者会見に臨まれた秋篠宮家の長男・悠仁さま(18)。一方で姉の眞子さん(33)は、夫の小室圭さん(33)と4年前に渡米後、一度も帰国せず。その小室さんもニューヨークでは弁護士業務が板についてきたというのだが、芳しくない評判も聞こえて……。
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【独占写真20枚】ふっくらしたラインがうっすら…体形が変化したように見える「眞子さん」と、その姿を気遣わしげに見つめる「圭さん」
前編【小室夫妻がホームセンターで買っていたものとは? NYでの後見人は「“仕事があったらお願いします”と頼まれて人を紹介している」】では、現在の小室夫妻の暮らしぶりを最新写真とともに報じた。
また、小室圭さんの現地での“後見人”である鶏卵大手「イセ食品(現たまご&カンパニー)」の伊勢彦信・元会長(95)に取材すると、伊勢氏の応援もあってか、小室夫妻が現地の日本人弁護士たちからさまざまなサポートを受けていることも分かった。
が、一方ではこんな声も上がっている。NYの日本人コミュニティーのさる関係者が明かす。
「小室さんは、パーティーなどで初対面の人に進んで話しかけています。その姿勢は評価できるのですが、自己紹介のあいさつをする際に“皇室とのつながり”を持ち出してしまうのです。例えば、『プリンセスと結婚した小室と申します』といった具合です。本人にしてみれば会話の潤滑油、あるいは事情を知っている相手に対して“今さらではありますが”といった照れ隠しなのかもしれませんが……」
そうした思いとは裏腹に、
「周囲では眉をひそめる人も少なからずいます。弁護士としての実績を述べるのならともかく、最初からそれを“売り”にしようとしているのは、はたで聞いていても決して気分の良いものではありません」(同)
さらに、こう続けるのだ。
「米国、とりわけNYでは弁護士は“供給過剰”の状態です。その中でせいぜいキャリア2~3年の若手が簡単に仕事を取れるはずがありません。周囲が“眞子さんが困らないように”と、見えない形で何くれとなく世話を焼いているからこそ成り立っている。そこに小室さんは気付いているのでしょうか」
結婚当初から懸念されていた「皇室利用」が現実のものとなっているというのだ。
こうした中、関係者の間で話題に上がるのは、9月6日に執り行われる悠仁さまの「成年式」である。皇室解説者の山下晋司氏が言う。
「中心儀式の『加冠(かかん)の儀』には、40年前に行われた礼宮(あやのみや)殿下(当時)の例を踏まえれば、皇族方や三権の長のほか、ご親族も何人かは参列されるでしょう。招かれるご親族として考えられるのは紀子妃殿下のお母様と弟夫妻、黒田清子さん夫妻、小室眞子さん夫妻の七人です。もっとも、お招きするかどうかは式の主催者である秋篠宮皇嗣同妃両殿下がお決めになることですし、実際に参列するかどうかは招かれた人の判断です」
弟宮の一世一代の晴れ姿を目に焼き付けたいと姉が願うのは当然のこと。それでも、秋篠宮家の事情を知る関係者によれは、
「眞子さんは渡米した時点で、ご実家をはじめ皇室とは一切関わりたくないという強い意思を示していました。一連の騒動で批判の声が沸き起こった日本社会にも決して良い感情は持っておらず、あえて帰国するとは考えられません。また小室さんについては、秋篠宮殿下から“絶縁”されているような状態が続いており、殿下は小室さんの連絡先すら把握なさっていない。そもそも式にお招きするといったお考えなど、みじんもお持ちではないのです」
皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授が言う。
「小室さんがあいさつで、元内親王の夫であることを自ら持ち出すのは“品がない”の一言に尽きます。皇室に対する敬意が全く感じられず、それをビジネスの道具にしているのであれば、皇室にも迷惑がかかることになる。本人がこのことを理解しているのか、大いに疑問です」
前編では、現在の小室夫妻のNYでの暮らしぶりを最新写真とともに報じている。
前編記事タイトル:小室夫妻がホームセンターで買っていたものとは? NYでの後見人は「“仕事があったらお願いします”と頼まれて人を紹介している」
「週刊新潮」2025年3月20日号 掲載