百条委員会の委員を務める維新の会の兵庫県議が、非公開で行われた証人尋問の音声データをNHK党の立花孝志氏に渡したと認めたことを受け、百条委の委員長が「事実であれば残念」とコメントしました。
斎藤知事の疑惑などを調べる百条委員会の委員で維新の増山誠県議は、きのうのユーチューブ上の番組で、百条委員会が去年10月、知事選に配慮して非公開で行った片山安孝元副知事への証人尋問の音声データをNHK党の立花氏に渡したことを認め、委員を辞任する考えを示しました。
立花氏が知事選期間中にSNS上で公開した音声データには、告発を行った元県民局長の私的な情報について、片山元副知事が発言しようとするのを奥谷謙一委員長が制止する場面が含まれていました。
奥谷委員長は「事実であれば残念だ」「何らかの対応を検討したい」としています。