東京・中野区にあるオムライス店の弁当で「ノロウイルス」による集団食中毒が発生し、中野区はこの店をきょうから3日間の営業停止処分にしました。
営業停止の処分を受けたのは、中野区にあるオムライス店「おむおむ」です。
都によりますと、今月9日から13日にかけて、この店が提供する弁当を食べた81人から、下痢やおう吐、発熱などの症状が出たということです。
いずれも症状は軽く、回復傾向にあるということですが、症状を訴えた人や従業員の便から「ノロウイルス」が検出されたことなどから、中野区保健所は食中毒と断定しました。
店は今月14日から営業を自粛していますが、中野区はこの店をきょうから3日間の営業停止処分にしたということです。
都は「トイレの後や調理をする前にはしっかり手を洗い、下痢や風邪に似た症状がある場合は調理に従事しないでほしい」などと呼びかけています。