大阪府内で、今年1例目の麻しん(はしか)の発生が確認されました。府によりますと、2月21日に感染が確認されたのは10歳未満の女児です。女児にワクチン接種歴はなく、発症前に海外渡航歴があるということです。16日以降、発熱や発疹、咳や鼻水、下痢などの症状があり、その後快方に向かっているということです。大阪府は、不特定多数と接触した可能性のある日や施設など、行動履歴の一部を公開しました。こちらに該当し、症状が現れたという人は、公共交通機関の利用を避けて受診するよう呼び掛けています。
・15日(土)午後5時~約40分ららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真・17日(月)午後6時10分ごろ~約40分マツモトキヨシ放出店潜伏期間は10日から12日で、患者と接触した場合はその後21日間は注意が必要だということです。大阪市によりますと、麻しん患者の38%が10歳未満だということです。ワクチンの定期予防接種は、第1期は1歳児に、第2期は5歳以上7歳未満かつ小学校就学前の1年間に受けることになっています。