特殊清掃員、遺品整理士、そして真言宗僧侶の亀澤範行と申します。2007年に「関西クリーンサービス」を創業し、これまで10万件以上の特殊清掃、遺品整理、ゴミ屋敷清掃の現場に携わってきました。特殊清掃の現場で起こっている問題に真正面から向き合い、社会に警鐘を鳴らすべく、YouTubeチャンネル「関西クリーンサービス」 (チャンネル登録者数15万人)で発信を続けています。
現場の状況や依頼の背景には、現代に生きる人々のさまざまな苦悩や、深刻な社会問題が絡み合っています。

「退職金の額を教えてもらえないどころか、父が勝手に使いこんでしまったようで。その不誠実な態度に、母も我慢の限界がきたらしいんですね。『お金の問題じゃない。家族に対する姿勢や、愛情のなさが原因だ』と」

◆仕事人間の男ほど危ない。“孤独死予備軍”の現実