「新1万円札は結婚式のご祝儀に適さない」という驚きの新マナーが物議を醸しています。渋沢フィーバーに沸いた深谷市の市長も困惑しています。
様々なマナーが存在する、結婚式のご祝儀。新1万円札の普及に伴い、もう1つ新たな“マナー”がささやかれ始めています。それが…。
「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一は、その偉業だけでなく、愛人を妻と同居させるなど、女性関係に関するエピソードも多く伝わっています。
それがパートナーの浮気を連想させるため、「新1万円札はご祝儀には適さない」という声が上がり始めているのです。
式場探しサービスを行う会社による調査では、渋沢栄一の新紙幣をご祝儀に使うことに対して、およそ3割もの人がマナー違反だと感じているという驚きの結果になりました。
こうした声に、新札フィーバーに沸く、渋沢栄一「生誕の地」深谷市の小島進市長は、次のように話します。
男尊女卑がまかり通っていた時代を生きた渋沢栄一。しかし、海外で女性が活躍している様子を見て女子教育の必要性を感じ、日本女子大学の創立に携わった人物としても知られています。
ブライダル業界からは「渋沢栄一の紙幣は結婚式のご祝儀に不適切」という行き過ぎたマナーに限らず、世の中の慣習にとらわれる必要はないという声が上がっています。
(「グッド!モーニング」2024年10月3日放送分より)