―[貧困東大生・布施川天馬]―

大学受験を控えた悠仁さまについて「東大進学反対」を請う書名が行われました。署名者数は12,000人を超えたそうです。
彼らの言い分は、「分不相応な実力で推薦入試を受験し、忖度によって突破するのはずるい」。どれだけ立派な大義名分を掲げても、突き詰めればここに至ります。

そもそも、推薦入試の目的は、一般入試とは異なる観点から学生を吟味し、より多様性のある大学を目指すこと。より多くの属性が入り混じった大学になることは、東京大学側の悲願でもあり、少なくとも「首都圏出身・ミドルアッパー・お受験組」ばかりの現状よりは望ましいものといえるはず。