仕事中にスマートフォンで株取引を繰り返したとして、札幌市は6日、監査事務局の40歳代男性係長を減給10分の1(3か月)の懲戒処分にした。
「金融経済の勉強のためにやっていた」と説明したという。
発表によると、男性係長は2020年3月~23年12月、スマホを操作して100回以上の株取引をしていた。株価のチェックや会社情報の閲覧もしていた。長時間スマホを使っていたことから職場で問題になり、市が調べていた。
監査事務局は首長から独立し、市の予算の執行や契約などが適正に行われているか調査する部署。市は、職場で問題になっていたのに適切な指導を怠ったとして、上司だった男性課長を訓告にした。