愛知県新城市の林道で、倒れたスギの下敷きになり、男性が死亡しているのが見つかりました。警察は台風10号による大雨で木が倒れたとみて、事故の状況を調べています。
7日午後0時半ごろ、新城市作手守義の林道で、「腐敗した人らしきものが木の下敷きになっている」と、通りかかった男性から110番通報がありました。
警察によりますと、のり面に生えていたスギが根元から倒れて道を塞ぎ、高齢とみられる男性が下敷きになって、うつぶせの状態で死亡しているのが見つかりました。
スギは直径17センチ、長さ6.5メートルほどで、男性が撤去していたところ、木が折れて下敷きになったとみられています。
男性は死後1週間以上経っているものとみられ、近くに男性のものとみられる乗用車が止まっていました。
警察は先月末から今月初めにかけての台風10号による大雨の際に木が倒れたとみて男性の身元の確認を急ぐとともに、事故の詳しい状況を調べています。