梅雨入りした関東ですが、連日真夏日になるなど、ムシムシ、ジメジメした日が続いています。そんな時に気になるのが、食中毒です。
【写真を見る】食中毒対策 とけたアイスは再冷凍NG?お肉のトレーにも、エコバッグにも、水筒にも、危険が潜む【Nスタ解説】
小笠原亘キャスター:スーパーで購入した鶏肉、家に帰るとトレーに「ドリップ」が出ていた。そんな時、皆さんどうしていますか?
鶏肉のドリップには、食中毒に繋がる「カンピロバクター」が潜んでいる可能性があります。

ドリップをシンクに流す際に、水しぶきで調理器具などに飛び散る可能性があります。
飛び散ってしまった場合、▼水しぶきが飛んだ場所を洗剤で洗う、▼キッチンペーパーで拭き取る、▼トレーごと保存・冷凍はNGだということです。
また、買い物に使用するエコバックについて、管理栄養士の渥美まゆ美さんによると「できれば毎日洗ってほしい」ということでした。さらに「とけたアイスの再冷凍はNG」だということです。Nスタスタッフの実体験です。
仕事終わりに買い物をして帰宅しましたが、アイスを買ったことを忘れ、長時間常温で放置してしまったそうです。ドロドロに溶けてしまいましたが、「封を開けていないので、もう1回冷凍すればいいのでは」と再冷凍し、しっかり固まったアイスを食べてみたといいます。味も匂いも普通だったそうですが、30分ほど経つと、激しいおう吐と腹痛に見舞われたそうです。
冷凍王子こと西川剛史さんによると、「原料の卵などに微量の細菌がいる。常温に近づくと増殖する。菌は再冷凍しても死滅はしていない」ということです。
「口をつけるタイプの水筒」にも注意が必要です。口の中の細菌が水筒へ入り、液体の温度によって菌が増殖する危険もあります。4~5時間を目安に飲み切るようにしてください。
元競泳日本代表松田丈志さん:ペットボトルも前日のものは飲まないようにするなど注意が必要ですね。
================<プロフィール>松田丈志さん元競泳日本代表五輪4大会出場 4個のメダル獲得JOC理事 宮崎県出身 3児の父