東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)への立候補を表明している立憲民主党の蓮舫参院議員(56)は12日、党本部を訪れ、離党届を提出した。
「蓮舫氏への“熱”冷めるのを待った」小池知事、沈黙続けた背景
その後、蓮舫氏は報道陣の取材に応じ、小池百合子知事(71)との対決への意気込みを問われ「現職の方の余裕や強さを学ばせていただきながら挑戦をする立場。思い新たに臨みたい」と述べた。
小池氏の政策に対しては「良いものは当然残していく」としつつも「子育て政策についても足すところや引くところがないだろうか、公約でそれを発表したい」と述べた。来週早々にも公約を発表するという。
無所属での出馬に関しては「都民のために無所属という形を選んだ。党派を超えて支援を呼びかけ支えていただければ」と話した。
そして「政策をまとめればまとめるほど、街に出て演説をして声をかけていただければいただくほど、頑張ろうという気持ちは強くなる。東京はもっと良くなる」と力を込めた。
立憲、共産、社民の各党は蓮舫氏への支援を決めている。離党届は18日の常任幹事会で受理される見通し。【白川徹】