きょう午後0時40分ごろ、群馬県富岡市にある「群馬サファリパーク」で女性飼育員(21)が飼育しているメスのバクに噛まれ重傷を負いました。
【写真を見る】【速報】群馬サファリパークで体長1.8mのバクが飼育員に噛みつく 飼育員は重傷、ドクターヘリで病院に搬送
群馬サファリパークによりますと、午後0時半ごろ、女性飼育員(21)がバクの身体を1人でブラッシングしていたところ、突然、バクが飼育員に噛みついたということです。
警察などによりますと、飼育員は右腕を2か所噛まれて骨折する重傷を負い、ドクターヘリで病院に運ばれたということです。飼育員は病院に運ばれる際に意識はあり、命に別状はないとみられています。
飼育員を噛んだのはメスのバクのワカバ(13)で、サファリパークによりますと、ワカバの体長はおよそ1メートル80センチ、体重はおよそ400キロだということで、今年4月に子どもを出産し、親子での様子が一般公開されたばかりでした。
サファリパークは、当面の間は飼育係とバクを接触させず、バクの見学ツアーも中止するとのことです。