今月14日、首都高速で3人が死亡した事故で、警視庁はきょう午後、逮捕された運転手の男を事故現場に立ち会わせて実況見分を行いました。
記者「降籏容疑者立ち会いのもと、実況見分が行われています」
警視庁はきょう午後2時半ごろから、過失運転致死の疑いで逮捕されたトラック運転手の降籏紗京容疑者(28)を現場に立ち会わせて、トラックが衝突した場所を確認するなどの実況見分を行いました。
降籏容疑者は今月14日、埼玉県戸田市の首都高速・美女木ジャンクション付近で渋滞の車列にトラックで突っ込み、3人を死亡させた疑いがもたれています。
その後の警視庁への取材で、降籏容疑者は「事故現場からおよそ2キロ手前にある戸田南の電光掲示板を見た」と供述していて、降籏容疑者は現場の2キロほど前から意識がなかった可能性があることが新たに分かりました。
警視庁は降籏容疑者が意識を失ったまま車列に突っ込んだ可能性もあるとみて捜査しています。