大阪市の路上で、顔や脚をケガをした男性が見つかりました。男性の右脚には円形の傷があり、金属の弾のようなものが残っていたことなどから、警察は男性が銃で撃たれた可能性もあるとみて捜査しています。現場からは別の男が立ち去っているということです。 1日午後1時45分ごろ、大阪市東淀川区豊新の路上で、「ケンカで一方が血を流している」と通行人から警察に通報がありました。警察が駆け付けると、止まっていた車の後部座席に血を流した男性が乗っていて、病院に搬送されましたが、顔を打撲しているほか両脚も骨折の疑いがあるということです。男性に意識はあるということです。

警察によりますと、男性は「自分で転んだ」と話しているということですが、右脚のふくらはぎに円形の傷があり、金属の弾のようなものが残っていることから、警察は銃で撃たれた可能性もあるとみて詳しい状況を調べています。 警察によりますと、男性は信号待ちで止まっていた車に助けを求めて乗り込んでいて、その後、別の男が追いかけてきて「降りてこい」などと叫び、車の窓ガラスを叩いたあと、立ち去ったということです。警察は、立ち去った男の行方を追うとともに詳しい状況を調べています。