きのう、東京・神津島の北側で25人が乗っていたマグロ漁船が座礁しました。67歳の男性1人が行方不明となっていましたが、その後、島の海岸で見つかり、死亡が確認されました。
第三管区海上保安本部によりますと、きのう午後9時前、伊豆諸島の神津島の沖合で「鹿児島県の漁船『第八福栄丸』が故障して、航行できなくなった」と通報がありました。
船はエンジンなどが故障し、きのう午後11時ごろに神津島の北西に座礁。船には日本人5人、インドネシア人20人のあわせて25人が乗っていましたが、そのうちの24人が救助され、いずれも意識はあるということです。
第三管区海上保安本部によりますと、第八福栄丸の一等機関士・佐々木正一さん(67)が行方不明となっていましたが、きょう午前9時前、座礁現場近くの海岸で見つかり、その後、死亡が確認されました。