間が悪かった…。「赤ベンツ不倫」報道で謝罪した自民党の広瀬めぐみ参院議員(57)が「チョメ姉さん」呼ばわりされている。
5日、地元の盛岡市で報道陣の取材に応じ、週刊新潮が報じた外国人男性との不倫関係を認めた広瀬氏。「しっかり仕事をする姿を国民に見せることで、少しでも信頼を取り戻せるよう誠心誠意努める」と述べ、離党と議員辞職を否定した。
新潮の記事では、昨年10月に自ら運転した赤いベンツで男性とホテルに入り、翌日直行した国会であくびをした疑惑などが伝えられた。自民が派閥の政治資金パーティー裏金事件で追及を受ける中で不倫報道が出たことを「そのような状態の中、軽率な行動で迷惑をかけてしまった」と陳謝。党岩手県連内で役職辞任を求められ、県連副会長を辞任したことも明らかにした。
自民党では昨年、女性局議員らがフランス研修中、観光に興じるような姿をSNSに投稿したことから「エッフェル姉さん」批判がネット発で起こった。その一員だった広瀬氏には今回、X(旧ツイッター)で「チョメ姉さん」なる“ニックネーム”がつけられた。
くしくも、コンプライアンスに関して時代の変化を描いたTBS系のドラマ「不適切にもほどがある!」が話題沸騰中。劇中、昭和の時代にはやった性的行為を示す「チョメチョメ」を主演の阿部サダヲが連発し、キーワードと化した。そこに発覚した国会議員の「チョメチョメ」はネット民の“燃料”に。広瀬氏にとっては、発覚のタイミングも悪かった。