動物専門の寄付サイトを運営する公益社団法人アニマル・ドネーション(東京都港区)は、保護犬や保護猫におやつを寄付するプロジェクト「STORY with PET」を2024年3月1日に始めた。ペットとのエピソード投稿やSNSでのフォロー、「いいね!」に応じて保護犬・保護猫におやつが寄付される。寄付金ではなく、おやつの現物を届けるのが特徴だ。主催団体に、その狙いを聞いた。
犬や猫たちにとっておやつは幸せの時間のひとつだ。だが、おやつを食べたことがない保護犬・保護猫もいる。
保護された後、生きるためのご飯や安全な家、治療などが優先され、嗜好品であるおやつまで提供できる団体は限られている。保護犬・保護猫にもおやつを食べてみてほしい。幸せを感じてほしい。そんな想いから、「おやつを寄付する」プロジェクト「STORY with PET」が立ち上がった。
プロジェクトは今回が6回目。ペットとのエピソード投稿やSNSでのフォローと「いいね!」に応じて保護犬・保護猫におやつが寄付されるというもので、期間は4月30日まで。
エピソードの投稿はプロジェクトのウェブサイトで受け付けており、1投稿につき100円分のおやつが寄付される。
さらに、主催団体の公式インスタグラム、X、フェイスブックの固定投稿についた「いいね!」の数1つにつき50円分のおやつが寄付される。上限はそれぞれ、2000投稿と2000いいね!となっている。
アニマル・ドネーションの西平衣里代表理事は3月5日、J-CASTニュース編集部の取材に応じ、プロジェクトを始めたきっかけについて、次のように説明した。
また、今回おやつを寄付することについては次のように語ってくれた。