兵庫県の中学校で給食にふりかけを持ち込んだことを巡って、論争が起きています。
給食の時間、生徒が白いご飯にかけているのは、ふりかけです。
兵庫県川西市の中学校では、去年の2学期から給食でのふりかけの持ち込みが可能になりました。
川西市ではおととし9月から中学校での給食が始まりましたが、多くの生徒がご飯を残してしまう状況が続いていました。
そこで、改善策について生徒から意見を募ったところ、「ふりかけの持参」を要望する声が上がり、市は個包装のものを1つまでとすることや、生徒間でのやりとりを禁止することを条件として認めることにしました。
しかし、一部の市議から疑問の声が上がっています。
さらに、市議は栄養面や衛生面以外の問題を指摘します。
給食へのふりかけの持ち込みに街の人は次のように話します。
アンケートでは、ふりかけを「ほぼ毎日持ってきている」生徒は7.4%にとどまり、「持ってきたことはない」生徒が77%に上っています。
ただ、ふりかけを「持ってきている」と答えた生徒の4割近くが「ごはんを残すことが少なくなった」と回答しました。
市は、様子を見ながら今後も継続していく予定だということです。
(「グッド!モーニング」2024年2月20日放送分より)