茨城県北茨城市にある橋に設置されていた市内出身の彫刻家・蛭田二郎さんの制作した銅像4体がなくなっていることがわかり、警察が窃盗事件として捜査しています。
警察などによりますと、今月17日、北茨城市関南町にある「関南新橋」に設置されていたブロンズ像4体がなくなっていると住民から市に連絡があり、市が警察に通報したということです。
盗まれた銅像は、市内出身の彫刻家・蛭田二郎さんが制作した「魚の橋」と名付けられた、いずれも高さおよそ65センチの幼児の銅像で、1998年におよそ2500万円をかけて橋に設置されていました。
北茨城市によりますと、この橋では去年8月にも橋の名前が刻まれた銅板が盗まれていたということです。
銅像は、橋の4隅にある台座にボルトで固定されていましたが、ボルトごと引き抜かれたような形跡が残っていて、警察は窃盗事件として捜査しています。