和歌山県にあるこども園で、園児ら48人がノロウイルスに集団感染した。
和歌山県によると、1月26日、岩出市にあるこども園で、複数の園児や職員が嘔吐(おうと)や下痢の症状を訴えていると連絡があった。
保健所が調査したところ、23日から29日にかけて、園児46人、職員2人が症状を訴えていることがわかり、このうち5人の検査で、ノロウイルスが検出された。
園児らはいずれも軽症で、快方に向かっているという。
保健所は、ノロウイルスによる集団感染が発生したと判断し、こども園に対して、消毒や手洗いなどの感染対策を徹底するよう指導している。