れいわ新選組の山本太郎代表が26日、国会内で会見し、自民党派閥による政治資金パーティー収入の不記載問題で、怒りをあらわにした。
東京地検特捜部は裏金問題で、安倍派の池田佳隆衆院議員を逮捕し、大野泰正衆院議員を在宅起訴、谷川弥一衆院議員を略式起訴し、安倍派、岸田派、二階派の現元会計責任者を在宅や略式起訴。一方で安倍派の幹部7人の立件は見送った。 山本氏は「とっとと逮捕しろなんですよ。一般の人で3000万以上、隠しガネで納税しなかったらどうなりますか。汚いおっさんだけが免罪ですか。あり得ない」と怒り心頭だ。
また麻生派、茂木派を除く派閥が解散を決めたことにも「政策集団と名を変えて活動します、と。意味不明ですよ。泥棒が詐欺師に変わります。看板を付け替えても同じ。また国民をだまそうとするのか」と続けた。
さらに「3000万、4000万の脱税は無罪であると立法府として形にしなきゃ、整合性はとれない」と皮肉った。