アメリカ空軍の輸送機オスプレイが、鹿児島県の屋久島沖に墜落した事故をめぐり、防衛省は23日、自衛隊による捜索活動を終了したと発表した。
11月29日に起きた墜落事故以降、自衛隊は航空機、艦艇、地上部隊による活動を実施してきたが、23日午後5時半に現場海域での捜索活動を終了したという。
墜落事故では、搭乗員8人のうち、7人の遺体が収容され、残る1人の捜索が続けられてきた。
アメリカ軍は、今後も捜索を続けるとともに、事故原因の究明に必要な機体の主要部を近く海中から引き揚げる方針。
引き揚げのためのサルベージ船は、23日、現地に到着した。